新着情報 開智所沢中等教育学校 > ブログ > Vol.33 授業体験会の裏側で—静かに育つ思いやりの心 新着情報 新着一覧 生徒の取り組み イベント お知らせ 入試情報 ブログ Vol.33 授業体験会の裏側で—静かに育つ思いやりの心 2025.07.16 昼休みのこと。校舎内を歩いていると、技術室の方から「ガガガガッ」と軽やかな音が聞こえてきました。何の作業だろうと気になってのぞいてみると、そこには中学2年生たちが一心に木材を加工している姿がありました。 彼らが取り組んでいたのは、7月21日(月・祝)に開催される「授業体験会」の技術の授業で使用する教材の準備。体験に来てくれる小学生のみなさんに、ものづくりの楽しさを感じてもらえるようにと、一枚一枚丁寧に木を切り出し、形を整えていました。 驚いたのは、その作業が先生に言われてやっているのではなく、昼休みの時間に自分たちの意思でふらっと立ち寄り、自然と手伝いに加わっていたことです。「来てくれる子が楽しんでくれたらうれしい」——そんな思いを胸に、黙々と作業する姿からは、他者を思いやる心や、自ら行動する力が着実に育っていることを感じます。 こうした日々のささやかな場面にこそ、開智所沢が大切にしている「将来に強い子」の姿が表れているのかもしれません。 7月21日(月・祝)の授業体験会では、実際にこの木材を使って技術科の授業を体験していただけます。また、9月15日(月・祝)にも授業体験会を予定しております。どちらも事前予約制となっておりますので、ご興味のある方はぜひお早めにご予約ください。 みなさまのご参加を心よりお待ちしております。 丁寧に木材加工をしています 材料を次々と生産していきます