委員会・生徒会活動

開智所沢のミッションは「平和で豊かな社会を創るために専門分野で貢献できる人材の育成」です。新しい社会を創る体験をこの学校でたくさんしてほしい、そのために創る力、自らを律する力をつけて欲しい、とこのような教育方針を作りました。このミッションを達成するために大きな役割を果たすのが、生徒会・委員会活動です。学校生活の中で起こる様々な出来事は、基本的には生徒が主体的に解決していきます。しかし、絶対に教師がかかわらなければいけないこと、解決しなければいけないことがあります。危機管理と安全管理、そしていじめといった問題です。こういった教師、学校の責任で行うこと以外は、生徒たちが主体的な活動を通してより良い学校を創って行くのが開智所沢の教育方針です。

系列校の例
生徒用のラウンジの整備、放送室の設置と設備の充実、グラウンドにLED照明を設置、学校制服としてポロシャ ツを導入、学校の校章をデザイン

生徒会の立ち上げ

生徒会活動は「新しい学校を自分たちで創る」を合言葉に、ゼロから立ち上げます。つまり、開校当初はまっさらの状態です。一例として、下記のような活動をしていくことが考えられます。

 

①学校生活を送る中で、生徒たちの関心や意見を調査しながら、どのようなものが必要か、もしくはあったらよいか、を自分たちで理解することから始めます。

②メンバーを募集して、興味を持つ仲間を集めます。必要に応じて、選挙を行い選出する必要があります。

③メンバーが集まったら、具体的な活動プログラムを計画します。活動のためには資金も必要なので、予算を確保しその管理し、その使い方を考えていきます。

④学校と協力しながら、活動プログラムを実施し、継続的に活動の内容や結果を振り返り、改善点を見つけて進化させていきます。

 

上記の活動を陰で支えるアドバイザーとして、教員が協力します。

生徒会の今後

生徒会活動は、生徒による主体的な学校生活の中心に位置します。より良い学校生活を送るために、どのような組織を創ればよいか考えて活動していきます。

 

教員は、より充実した学校生活を送るため、生徒主体で考えていく場として生徒会・委員会活動を捉えています。生徒会・委員会活動を通して、生徒会構成メンバーである全校生をまとめたり、学校内外に情報を発信したりする役割を担っていくことが考えられます。

 

将来的には、このページも生徒会・委員会活動の一部として運用してもらいます。こうした活動を通し、リーダーシップやフォロワーシップ、主体性を身につけていき、より豊かな人間へと成長していきます。

行事と委員会

行事も生徒会や委員会が中心となり取り組みます。


例えば、中学1年生はオリエンテーションが終わると、さっそく秋の磯のフィールドワーク実行委員会と2年生になって行うフィールドワークの行き先決定の実行委員会を組織します。磯のフィールドワーク実行委員会は、皆が磯のフールドワークでより良い活動が出来るように、フィールドワーク中の活動を把握し、そのための準備を行います。フィールドワーク当日は、皆に起床や食事などの指示や磯へ行くための指示なども行います、最終日の探究したことの発表会では、司会なども行います。


2年生のフィールドワーク実行委員会は1年生の9月までに「社会のフィールドワーク」を行うに適したエリアを決定し、ホテルを予約する準備を行わなければいけません。その為に、生徒の皆からアンケートを取り、いくつかの候補からどのエリアが自分たちのフィールドワークに適しているかを下調べして、行く場所を決定します。具体的な準備は2年生になってから行います。


令和6年に入学する生徒のみなさんは、このほか体育祭、文化祭などの実行委員会を立ち上げて行事を行うだけでなく、2年生の進級時に新1年生を迎えるためのチームビルディングキャンプの実行委員会を3学期には立ちあげる必要があります。 こう考えると、新1年生はほとんどの人が何らかの実行委員会、もしくは生徒会、委員会などに関わることになりそうです。