新着情報 開智所沢中等教育学校 > ブログ > Vol.30【1学年】磯のフィールドワーク 3日目(最終日) 新着情報 新着一覧 生徒の取り組み イベント お知らせ 入試情報 ブログ Vol.30【1学年】磯のフィールドワーク 3日目(最終日) 2025.07.01 1年生の「磯のフィールドワーク」も、いよいよ最終日を迎えました。3日目の今日は、3日間にわたって取り組んできた探究活動の集大成として、各班がプレゼンテーションを行いました。「なぜカニは横移動するのか?」「ウニは水量を変化させるとどのように動くのか?」「いしだたみ貝はどうくっつくのか?」さまざまなテーマで発表をしてくれました。プレゼン後には、生徒同士からの質問が絶えず飛び交い、会場は終始活気に包まれていました。「そのデータはどうやって集めたの?」「他の場所でもやってみた?」といった鋭い問いかけに、発表者が一生懸命答える姿はとても頼もしく、聞き手の関心の高さも感じられる時間となりました。また、今回のフィールドワークには、海洋大学の学生・大学院生の方々にもサポートとして加わっていただきました。発表後には、専門的な視点からのアドバイスや質問も寄せられ、生徒たちは「もっと深く掘り下げて考えてみたい!」と目を輝かせていました。大学生とのやりとりを通じて、新たな視点や学びの刺激を受ける貴重な機会となりました。 今回の探究では、思うようにデータが集まらなかったり、実験がうまくいかなかったりと、悔しさを味わった班もありました。しかし、そうした経験こそが探究の醍醐味であり、結果がすべてではなく、自分たちで課題を見つけ、考え、振り返るというプロセスの中に、大きな学びがあります。「次はもっとこうしたい」「今度は別の視点で調べてみたい」――プレゼンを終えた生徒たちの表情には、これからの学びへの意欲がにじんでいました。今回の成功も失敗も、きっと次の一歩につながっていくはずです。 最後に、この3日間の行事を円滑に進める上で欠かせなかったのが、実行委員の皆さんの存在です。出発前の事前準備や役割分担の調整、当日の集合の声かけ、さらには班間のサポートまで、あらゆる場面で実行委員が支えてくれました。この経験を今後の学校生活に活かしてくれることを願っています。 最後の実行委員ミーティング、達成感に満ち溢れていました!