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Vol.67 技術の授業で製材体験
技術の授業で「セーザイゲーム」を行いました。
この活動では、生徒が製材会社の経営者となり、木材の目利きや競り、木取りなどを体験します。使用する「木取りカード」は、すべて本物の木で作られており、木の質感や香りを実際に感じながら学ぶことができます。
どの木を選び、どのように切り出せば効率的か――。利益を上げるための戦略を練りながら、生徒たちは自然と「ものづくりにおける判断力」や「資源を大切に使う視点」を身につけていきました。
授業を担当した技術科の教諭は、「木材という身近な素材を通して、経済や環境、ものづくりの観点を一度に学べる活動です。生徒たちは単なる作業としてではなく、どうすればより良い結果を生み出せるかを考えながら主体的に取り組んでいました」と話します。
生徒の声
「木の香りがすごくよくて、本物の木を使うと気分も本格的でした。」
「どう切れば一番無駄が少ないか考えるのが難しかったけど、うまくいったときはうれしかった。」
「班で意見を出し合いながら競りをするのが楽しかった。まるで本当の会社みたいでした。」
体験を通して、生徒たちは木材の価値や資源を大切に使う意識を高めるとともに、協働の大切さを実感していました。
競りは大盛り上がり!
パズル感覚で木取りをします



