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Vol.65 哲学対話〜のびのびした生徒活動の土壌〜

 本校では、生徒ののびのびとした活動を支えるために、「哲学対話」の時間を大切にしています。


 哲学対話の目的は、相手の意見を「聞く」こと。ただ好き勝手に話すのではなく、一つの輪になり、ボールを持っている人だけが話します。周囲の人はその言葉をじっくりと聞く。そんなルールのもとで、「自分の発言を聞いてもらえる」という安心感を育てています。これは、生徒たちが主体的に意見を発信していくための大切な土台です。

 

 今回の対話では、
 「アニメは文化と言えるのか?」
 「タイムマシーンで行くなら、過去?未来?」
 「歴史的価値のある建物の一部を、バリアフリー化のために改変しても良いのか?」
 といった、答えのない問いがテーマに挙がりました。

 

 大人でも考え込んでしまうような難しい問いに対して、生徒たちは自分なりの考えをしっかりと持ち、堂々と発言していました。互いの意見を尊重しながら対話する姿に、日頃の学びの積み重ねを感じました。

相手の考えに静かに耳を傾けます

なるほど!な考えが飛び出しました

体育館で実施しているクラスも

教員がファシリテート