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Vol.39 授業体験会【後編】世界とつながる学びを体験しよう!

「グローバルな力」とは、英語が話せるだけではありません。多様な人と関わり、表現し、協力し、持続可能な社会を考える力でもあります。

後編では、そんな広い意味での「グローバル」を育む授業として英語・社会・音楽・家庭・体育を紹介します。

始めましての人たちを協力して競い合います

在校生が見守りながらサポートします

音楽は世界共通の「言語」

学校説明会も同時開催。在校生との掛け合いも

◆英語:Let’s have fun with English! ~英語がもっと好きになる体験~

英語の教室では、ネイティブの先生や在校生と、ゲームを交えながら自己紹介。英語が得意な子も、これから好きになりたい子も、誰もが夢中になれるアクティビティが満載です。

  • 「英語での自己紹介の仕方が、実践的に学べてよく分かりました。」

  • 「ゲームがとても面白くて、自然と英語で話していました!」

  • 「もっとたくさん英語で話してみたい!という気持ちになりました。」

体験後には、多くの体験生から「英語がもっと好きになった!」という声が。先生と在校生の明るいコミュニケーションが、教室全体を楽しい雰囲気で包み込んでいました。

 


 

◆社会:地図で読みとく!地域の歴史と未来

社会科では、古い所沢の地図を片手に、現在の街並みとの違いを発見する時間旅行へ。地域の成り立ちや人々の暮らしの変化を読み解き、これからの未来について考えます。

  • 「昔の地図と今の地図を見比べるのが、宝探しみたいで面白かったです。」

  • 「自分が住んでいる所沢の、知らなかった歴史を知ることができて興味深かったです。」

授業を担当したのは、人気クイズ番組への出演経験もある先生。ユーモアたっぷりの解説に、子どもたちはぐっと引き込まれ、「社会科が好きになった!」という声がいくつも聞かれました。

 


 

◆音楽:世界の音楽を体感!ハンガリー民謡に挑戦!

音楽室からは、楽しげな歌声が響きます。この日はハンガリーの民謡を教材に、ハンドサインを使って音階を学びました。パートに分かれて歌い、全員で一つのハーモニーを創り上げる体験は、とても新鮮です。

  • 「ハンドサインで歌うのがゲームみたいで面白かったです。」

  • 「みんなで声を合わせて一つの曲を作れて、一体感が生まれました。」

  • 「世界の音楽に、こんなに楽しく触れられるんだと驚きました。」

音楽を通して、世界との文化的なつながりを体感する時間となりました。

 


 

◆美術:世界とつながるデザイン!~テセレーションでアートに大変身~

美術の教室では、イスラムのアラベスク模様など、世界中のアートやデザインに見られる技法「テセレーション(敷き詰め模様)」に挑戦。一枚の三角形を切り貼りして、自分だけの連続模様をデザインします。

  • 「3人のグループで、アイデアを比べながら楽しく作れました!」

  • 「複雑なところは、在校生が優しくヒントをくれて、きれいに完成しました。」

シンプルな図形が、美しいアートに変わっていく驚きと発見に、子どもたちは夢中。在校生が色の組み合わせを一緒に考えるなど、ここでも頼もしい姿が見られました。言葉を超えて伝わる、デザインの楽しさを実感しました。

 


 

◆家庭科:今日からできるSDGs!エコたわしを作ろう

家庭科では、カラフルなアクリル毛糸を使った「エコたわし」作りに挑戦。SDGsの視点を取り入れ、環境に優しい暮らしを自分たちの手で創り出す学びです。

  • 「編むのは少し難しかったけど、完成したときは本当に嬉しかったです。」

  • 「家に帰ってからも、夢中で続きを作りました!」

  • 「先生や先輩が丁寧に教えてくれたので、安心して取り組めました。」

在校生とデザインを相談したり、毛糸の色を選んだり。手を動かしながら「自分にできること」を考える貴重な体験となりました。

 


 

◆体育:体と頭でチャレンジ!スポーツ脳トレ大作戦!

体育館では、反射神経や判断力が試される「スポーツ脳トレ」に挑戦。しっぽ取りやボール運びなど、頭と体を同時に使うユニークな競技に、体育館は熱気に包まれました。

  • 「今までやったことのないルールのスポーツで、とても楽しかったです!」

  • 「チームで声をかけ合わないとうまくいかないのが、難しくも面白かったです。」

初対面のメンバーとも、競技を通じて自然と声をかけ合い、たくさんの笑顔が生まれていたのが印象的でした。

 


 

この日、校内にはたくさんの「初めての体験」があふれていました。そして、どの教室にも、迷ったり困ったりしている小学生に、さっと手を差し伸べる在校生の姿がありました。

ある参加者の保護者の方から、こんな嬉しい言葉をいただきました。

「在校生の皆さんが、指示されて手伝っているのではなく、自ら考え、後輩のために何ができるかを行動に移している姿に深く感心しました。我が子も、あんなふうに育ってくれたらと心から思います。」

開智所沢が目指すのは、「学び」そのものがワクワクする体験であり、「人とつながること」が楽しいと思える場所です。今回の体験会を通して、その一端でも感じていただけたなら、これほど嬉しいことはありません。

たくさんのご参加、誠にありがとうございました!