新着情報 開智所沢中等教育学校 > ブログ > Vol.35 生徒が輝く終業式 新着情報 新着一覧 生徒の取り組み イベント お知らせ 入試情報 ブログ Vol.35 生徒が輝く終業式 2025.07.19 本日、1学期の終業式を行いました。 式の冒頭では、小野校長より、明日の参議院議員選挙に関連して「ナチス・ドイツのヒトラー独裁はどのようにして生まれたのか、そしてその結果、何が失われたのか」というテーマでお話がありました。途中には学年対抗の復習クイズも挟まれ、生徒たちは楽しみながら理解を深め、主体的に学ぶ姿が見られました。 最後に校長は、「人は感情的な言葉に流されやすい。だからこそ、事実を自分の目で確かめてから行動することが大切だ」と語り、これから選挙権を持つことになる生徒たちへ、強いメッセージを送りました。 歴史の復習も交えて 生徒たちが次々と挙手して発表します 早押しクイズに盛り上がりました 相談しながら回答する場面も 1年生代表のIさんは、バスケットボール部に入って活動を始めたこと、ゴミ拾いや万華鏡教室での講師体験などのボランティア活動に参加したことなど、さまざまなことにチャレンジした1学期を振り返りました。学習面でも目標を持って取り組んでおり、2学期はすべての教科で目標達成を目指すと力強く語ってくれました。 最後に「初めてのことに挑戦するのは緊張するけれど、やってみると楽しいこともたくさんあると感じました。これからも新しいことにどんどんチャレンジしていきたいです」と、前向きな決意を述べてくれました。 2年生代表のSさんは、1学期の行事をふりかえりながら、学びを語ってくれました。 TBC(Team Building Camp)では、1・2年生が合同で動物園に出かけ、協力して課題に取り組む中で、学年間のつながりや周囲を見ながら行動する力が育まれたと振り返りました。自らも実行委員長として全体を動かす経験をし、リーダーシップの大切さに気づいたとのことです。体育祭については、今年は人工芝のグラウンドで行われ、勝敗を共に味わう中で「仲間と協力すること」の意義を実感したと語ってくれました。 また、1年生が入学してから、学年間の交流が増え、学校全体の雰囲気が明るくなったと感じていることも印象的でした。学習面では、難しい単元にも前向きに取り組み、先生に質問しながら理解を深める姿勢を大切にしてきたこと、さらにEA活動や委員会活動を通して、人としても成長できたという実感を述べてくれました。 最後に、「1学期だけでも多くの学びがありました。夏休みも学びながらしっかりと休みたいです」と、落ち着いた言葉で締めくくりました。 1年生代表のIさん 2年生代表のSさん 表彰されたSさん 堂々と発表してくれました また、表彰の時間には、日本選手権水泳競技大会(アーティスティックスイミング)アクロバットルーティン部門で第7位に入賞した1年生のSさんが登壇し、表彰されました。 Sさんは「勉強と活動の両立は大変ですが、頑張っています。みなさんも中学校生活を楽しみながら頑張ってください」と、笑顔で語ってくれました。 開智所沢の終業式は、ただ話を聞くだけでなく、生徒自身が前に立ち、自らの言葉で振り返りを行う場です。1学期をふりかえり、学びや成長を確認し、2学期に向けての新たな一歩を踏み出す、貴重な時間となりました。