新着情報 開智所沢中等教育学校 > ブログ > Vol.28【1学年】磯のフィールドワーク 1日目 新着情報 新着一覧 生徒の取り組み イベント お知らせ 入試情報 ブログ Vol.28【1学年】磯のフィールドワーク 1日目 2025.06.29 2泊3日の「磯のフィールドワーク」1日目です。現地に到着して最初の活動は、自然の家のスタッフによる講義でした。海辺の生態系や磯に生息する多様な生物について、専門的な知見を交えたわかりやすい解説をいただきました。生徒たちは、普段の授業では得られない“現場に生きる知識”を吸収しようと、熱心にメモを取りながら耳を傾けていました。これから始まるフィールドワークへの期待も高まります。 大房岬にいる生き物についてレクチャーを受けています 次はいよいよ磯場へ。探究班ごとに分かれ、海洋大生や教員の指導のもと、網やバケツを手に生物採取を行いました。潮が引いた磯には、カニやヤドカリ、小さな魚やウニなど、さまざまな海の生き物が姿を現します。生徒たちは夢中になって観察・採取を行い、「この生き物は何?」「どうやって見分けるの?」といった疑問を仲間や教員と共有しながら、探究の目を輝かせていました。 磯での探究活動の様子 夕方、宿泊先のホテルに戻った生徒たちは、さっそく採取した生物の整理・観察・分類を行いました。図鑑やタブレット端末を活用しながら、自分たちで見つけた生き物の名前や特徴、棲んでいた場所などをまとめていきます。この活動は、ただの「観察」で終わらせず、データとして意味づける力、仲間と議論する力を養う重要な時間となっています。発見と驚きに満ちたフィールドワークの1日目は、知的好奇心と協働の楽しさに包まれて幕を閉じました。 室内探究の様子 磯のフィールドワークはまだ始まったばかり。明日は今日の学びをさらに深める活動が待っています。自然と向き合い、自ら問いを立てて学ぶこの経験が、生徒たちの成長につながることを願って。引き続きレポートをお届けしますので、どうぞお楽しみに!