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Vol.23 学び方、振り返り方について考える〜定期考査〜

開智所沢では定期考査が行われました。
この時期は、生徒たちが日々の学びを振り返り、自らの成長と向き合う大切な機会です。

 

中学1年生にとっては、今回が初めての定期考査。
「どのくらい勉強すればいいの?」「何から手をつければいいの?」と戸惑いながらも、自分なりに考え、計画を立て、挑戦していました。これはまさに、「問いを立て、自ら学ぶ力」を養う第一歩です。

 

ある1年生はこう話してくれました。
「不安もあったけれど、授業でやったことを思い出せて、できた!って思える瞬間がありました」

 

一方、「去年はただ覚えるだけだったけれど、今年は“なぜそうなるのか”まで考えながら勉強してみた。ちょっと深く学べた気がします」と語ってくれたのは中学2年生。
昨年の経験を活かし、復習のタイミングや学習の優先順位などに工夫を凝らす姿が多く見られました。主体的に学習に取り組む姿は、まさに「将来に強い子」へと成長している証です。


探究的な学びの基礎は、こうした日々の積み重ねの中にあります。
“ただ点を取る”ための試験ではなく、“どう学び、どう振り返るか”を考える試験こそが、開智所沢の考える「探究」の入り口です。


これからも一人ひとりが、自分の学びを意味あるものに変えていけるよう、開智所沢教職員一同、伴走していきます。

初めての定期考査。緊張

集中して、いつも以上に真剣。