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Vol.07 【1・2年生合同】TBC 2日目
TBCもいよいよ2日目を迎えました。
今日は1・2年生の合同探究班で1日を過ごし、学びと交流を深めていきます。
朝はホテルでの朝食バイキングからスタート。しっかりエネルギーをチャージした後は、体育館へ移動し、「ATLクイズ」に挑戦しました。ATL(Approach to Learning=学習の方法)は、国際バカロレアMYPで重視されている重要な学習スキルのひとつ。本校がMYP候補校として取り組んでいる内容のひとつです。
クイズの進行や整列などは、すべて2年生の実行委員がリード。時間を守って行動することも、生徒同士でしっかりと意識し合っていました。クイズでは、2年生が各班の1年生をサポートしながら、班ごとに協力して答えを導いていきました。
続いてのプログラムは「学校クイズ」。
「1期生の人数は?」「開智学園が創立されたのはいつ?」「EA(サークル活動)の数は?」など学校に関する基本的な問題から、「〇〇先生の癖は?」「はちみつが好きな先生は?」といったちょっとユニークな質問まで…さまざまな角度から、楽しみながら“開智所沢”について知る時間となりました。ここでも、2年生の先輩がリードする場面が多く見られましたが、中には説明会に何度も足を運んでくれた1年生が頼もしく答える場面もありました。
午後は、那須どうぶつ王国でのチームビルディング活動です。園内を巡りながら、先生方に声をかけて「動物クイズ」を出してもらいます。先生とのやり取りを通して、1年生たちも自然と教員の顔や名前を覚えるきっかけになったようです。クイズは意外と難しく、展示をよく観察して答えを導く必要がありましたが、午前中に高めたチームワークを活かして、班ごとに意見を出し合って取り組んでいました。
夜は、2日目のクラスアワー。
この時間は、それぞれのクラスで工夫を凝らしたレクリエーションを行いました。クイズ大会やお絵描き伝言ゲーム、小さな演劇やテーマトークなど、内容はクラスによってさまざま。普段はあまり話す機会がなかった仲間の意外な一面を知ったり、笑い合ったりする中で、自然と距離が縮まっていきました。
まだ出会って数日しか経っていないとは思えないほど、クラスの空気は和やかであたたか。2日目の夜には、名前を呼び合いながら冗談を言ったり、協力し合ったりする姿も見られました。
生徒たちの表情には、「このクラスでよかった」という安心感と期待がにじんでいたように思います。
明日はいよいよ最終日。それぞれの班、クラスで過ごす最後の時間が、笑顔で満ちたものになりますように。

学校クイズの様子

那須どうぶつ王国での動物クイズの様子
生徒の声
1年生の声
「最初は緊張してたけど、2年生が優しく話しかけてくれたり、先生もクイズに協力してくれたりして、だんだん楽しくなってきました。動物クイズが特に印象に残っています!」
「今日の活動で同じ班の子といっぱい笑って、自然と友達になれました。今では、学校に戻ってからもまた一緒に活動したいなと思っています。」
2年生の声
「1年生がどんどん打ち解けていく様子が見えて、すごく嬉しかったです。みんなの前で発表したり、積極的に動いたりする姿に、こちらも刺激を受けました!」
「TBCは今年が初めての行事だったので、どこまで自分たちでできるか不安もありましたが、“先輩として見せる姿”を意識して行動しました。整列の声かけやクイズの進行も、1年生が楽しめるように工夫しました。」