新着情報 開智所沢中等教育学校 > ブログ > Vol.101 【授業レポート】「概念」で学ぶ、国際標準のモノづくり|本物の木材で挑む探究授業 新着情報 新着一覧 生徒の取り組み イベント お知らせ 入試情報 ブログ Vol.101 【授業レポート】「概念」で学ぶ、国際標準のモノづくり|本物の木材で挑む探究授業 2026.01.29 中学1年生の技術科では、単にモノを作るだけにとどまらない、国際標準の学び「概念学習」を取り入れた探究授業が進行中です。 今回のテーマは「システムは、形を発明する人間の創造性と進歩によって構築される」。生徒たちは「システム (System)」「形 (Form)」「発明 (Invention)」という概念レンズを通して、製作に向き合っています。 こだわりは「本物」に触れること。使用しているのは、森林組合から直接仕入れた国産の良質な杉と檜(A材)。香り高い本物の素材を使い、板2枚から何を生み出すか、生徒一人ひとりが自由に探究します。 「誰のために作るのか?」 「なぜその形なのか?」 作るものは自由ですが、そこには必ずターゲットとなる「誰か」への想いと戦略があります。冬休み明け、生徒たちの思考が少しずつ「形」になってきました。完成後の評価までを含めたこのプロジェクトから、どのような発明が生まれるのか非常に楽しみです。 「創造性を『形(Form)』にする」人間の創造性が、工具を通して具体的な形へと変わっていく探究のプロセスです。 「『発明(Invention)』の原点となる素材」森林組合直送の国産A材(杉・檜)。この本物の素材から新しい価値が生まれます。 「技術の『進歩(Progress)』を活用する」ICTで情報を整理し、アナログな製作と組み合わせることで、より良い解決策を探ります。 「誰かのための『システム(System)』を構築する」ただ作るのではなく、使い手にとって機能するシステムとして成立しているか考えます。 「授業の核となる『概念レンズ』」この3つの視点を通して、技術と社会のつながりを深く学びます。 生徒の声 ★ 私は、木材加工の授業で、失敗しても対応する力の大切さを学びました。例えば、木材を切るときに切りすぎてしまい、予定していた大きさでは無くなってしまうということがありました。しかし、他の部分の大きさを調整したり、少し削ったりして対応しました。私は、これからも臨機応変に対応する力を伸ばし、急な変化にも対応できるよう努力していきたいです。 ★ 普段関わることのない林業や木材の加工などを詳しく学ぶことができました。また、専門的な道具の名称や使い方も学べてとても良かったです。 ★ 今回の木工製作では、実用性を重視して書見台を作りました。 木材を斜めに切断する工程など、初めての作業で戸惑うことも多かったです。しかし、自分一人で悩むのではなく、積極的に人に相談して助言をもらったことで、自分では気づかなかった解決策を見つけることができました。 おかげで、重い本を置いても安定感のある、しっかりとした作りに仕上げることができました。この経験を、これからのものづくりにも活かしていきたいです。