新着情報 開智所沢中等教育学校 > ブログ > Vol.57 【2学年】社会のフィールドワーク in仙台 新着情報 新着一覧 生徒の取り組み イベント お知らせ 入試情報 ブログ Vol.57 【2学年】社会のフィールドワーク in仙台 2025.09.12 9月7日〜9日の3日間、中学2年生が仙台で社会のフィールドワークを行いました。この取り組みは、「社会の中で実際に起きている課題や歴史・文化について、自ら問いを立て、現地で学ぶ」という探究学習の一環として実施されたものです。 【1・2日目】 班別行動と室内探究生徒たちは事前に設定した探究テーマに基づき、班ごとに行き先やインタビュー先を計画しました。現地では公共交通機関を使って移動しながら、資料館の見学や現地の方への聞き取り、写真・メモによる記録など、主体的に学びを深めました。 国宝大崎八幡宮について、巫女さんにインタビュー! 仙台から離れて、松島や石巻に行く班も。こちらは石巻の門脇小学校で津波火災の被害について学びました。 夜には宿泊先での「室内探究」の時間を設け、班ごとに1日の調査結果を整理・分析しながら、発表に向けた資料づくりにも取り組みました。タブレットで写真や音声を確認したり、メモをもとに情報を分類したりと、どの班も真剣そのもの。限られた時間を有効に使って、充実した準備を行っていました。 【3日目】 探究発表会3日目には、2日間で調べたことを発表する、探究発表会を行いました。スライドや資料を使って、各班が調べてきた内容を堂々と発表しました。各班で探究テーマは様々で、『震災と復興』『仙台食文化の歴史』『地域の特色と活性化』などがありました。自分たちの言葉で伝える姿勢や、他の班の発表を真剣に聞く姿からも、2年生らしい主体性と協調性が育ってきていることがうかがえました。一方で行動中に予定通りに動けなかった班や、調査が思うように進まなかった班もありましたが、それも貴重な経験です。うまくいかなかったことから何を学び、次にどう生かすかが、これからの成長につながっていくはずです。 今回のフィールドワークは、「自分で考え、行動すること」「仲間と協力しながら学ぶこと」の大切さを改めて実感する機会となりました。この経験を、今後の学校生活や学びにしっかりとつなげていってほしいと思います。